〜 休憩時間について 〜
実労働時間 | 休憩時間 |
6時間までの場合 | 不要 |
6時間を超え8時間までの場合 | 45分 |
8時間を超える場合 | 1時間 |
休憩時間については上の表のように定められています。
ここでよく勘違いするのは、
「以上」ではなく「超える」という単語をつかっているところです。
つまり・・・
6時間の労働時間ならば休憩の必要はなく、
8時間の労働時間ならば休憩時間は45分でもいいということです。
ただし、残業等で8時間以上になる場合には、残り15分の休憩を入れる必要があります。
あくまでも極端な話ですが・・・
1日18時間の労働時間だったとしても、1時間の休憩時間を与えていれば、法律上は問題ないのです。
そして、こんな問題も実際にあるのでは・・・
6時間契約のパートタイマーさんであれば、休憩なしで6時間続けて働くことができます。
しかし、事業主さんが勘違いして、6時間労働での休憩を義務化することによって、パートタイマーの拘束時間が1時間長くなってしまう。
事業主さんというよりも、現場の責任者の認識不足でこういった間違いが発生するのでは・・・と思います。
人間関係の構築のためにも正確な知識は必要です。
少しの間違いが、トラブルの原因にもなりかねません。